既存不適格の解消
あなたのエレベーターは「既存不適格」かもしれません。
平成21年9月、 国土交通省は建築基準法を改正し、エレベーターの安全強化を義務付けました。平成22年4月以降、定期検査を行うエレベーターで所定の安全装置が設けられていない場合、既存不適格となります。 SECエレベーターでは「既存不適格」の状態を解消するように、改正法に準拠した対策をご提案しています。
戸開走行の防止
戸開走行を未然に防ぐ戸開走行保護装置(UCMP)は、ドアが閉まる前にかごが昇降した場合、自動的にかごを静止させるシステムです。
地震時の対策
地震時管制運転装置は初期微動(P波)を感知し、いち早く最寄りの階で停止させドアを開くシステムです。さらに停電時自動着床装置が、停電の際に予備のバッテリーを使用して最寄りの階までかごを運び、閉じ込め事故を防ぎます。
耐震補強
地震による影響でエレベーターの構造や装置にダメージが残ると、復旧までに時間がかかるばかりか修繕のために多額の費用が発生してしまいます。建築基準法施行令および昇降機の耐震設計・施工指針に基づいた耐震強化対策を施すことでエレベーターを故障させにくくし、地震による被害を低減できます。